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2013年12月10日 (火)

新しい薬師窯に火が入る

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11月13日に行われた、宮守町の「薬師窯」(菊池和好氏)の火入れ式の写真です。

 東日本大震災で以前の窯は大きな被害を受けました。しばらくは立ち上がることも出来なかった菊池さんを、新しい窯作りへと向かわせたのは、ボランティアの力でした。当時の様子はコチラ---> http://tono-yome.cocolog-nifty.com/slowlife/2011/05/post.html

「ぼくにとっては、窯も作品の一部だ」
「人生最後の窯になると思う」
色んな思いがグルグル回っていた2年8ヶ月を経て、この日、3年ぶりに薬師窯に火が入りました。

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 前の窯を積んだ時は、菊池さんは独身だったはずです。その後、結婚して男の子が産まれました。今回の火入れ式のもう一人の主役は、彼の家族だと思います。
 もし、独身のままであの震災に遭っていたとしたら、彼はもう一度窯を作ろうとはしなかったのではないかと、私は勝手に思っています。磁器作りの修行もしていた彼は、食べるためだけなら、ガス窯でキレイで使いやすい食器を「生産」するという選択もあったのだろうと。

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「使いやすい食器は世の中にたくさんあるけど、私は使いにくい器を作っていく。使いにくい器を優しく使ってほしい」・・・だったかな~?すごくイイコト言ってると思ったんだけど、寒さのあまり、ボンヤリとしか覚えてない(-_-;;

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 この日がいかに寒かったか、その証拠の写真を。雪をいただいた六角牛山です。

 そういえば、このそろそろ1ヶ月ですね。1週間窯を焚き続けて、ゆっくりゆっくり冷まして、窯から作品を取り出した頃だと思います。さて、納得のいく作品はどれくらい採れた(?)のでしょうか? その答えを聞くのが楽しみなような、コワイような・・・・。近々その成果を発表する機会が設けられるのでしょうから、その際はまた、ここでお知らせしますね。

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