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2014年3月16日 (日)

東日本大震災から3年たちました

一週間遅くなりました。
先週の火曜日で、「東日本大震災」から3年を迎えました。1年目は振り返る余裕など無く、昨年は、「2年もたったのに、まだ修理が終わらない」というプレッシャーで、これまた振り返る余裕などありませんでした。

「今年はどういうわけだか、妙に神妙な気分になるな」
社長が事務所でポツっと言いました。私と女性の同僚とは、朝から「停電は何日だった?」「スーパーが普通の品揃えになったのはいつだった?」・・・と、3年前を振り返っていたので、思わず顔を見合わせてしまいました。そう、こんな話も昨年まではしなかったと思います。

「思い出になった」という言い方もあるけれど、あの日から、結構私たちも頑張ってきたよね~、という気分もあったかもしれません。
被災地と関わらない日が無い毎日を送っているので、忘れることは無い。むしろ、沿岸の復興・復旧をすぐそばで見ていると言ってもいいくらいの距離にいるので、3年立ってやっと、来し方を振り返る余裕が出来てきたと言えるかも知れません。

ところで、「復興が進んでいない」というのを、最近よく聴きます。そんな今、こんな本を読んでいます。
「東北発の震災論: 周辺から広域システムを考える (ちくま新書)」

あらためて言うまでもなく、日本は東京を中心とした大都市の論理で動いている。大都市以外を「周辺」と位置づけて、少し前までは、「周辺」は都市に資源の供給元だったのが、今は「収奪先」になりつつある。その経済論理は、そのまま「震災復興」にも脈々と生かされている・・・。また、「周辺」からは「中心」がよく見えるのに、「中心」からは「周辺」がよく見えない。しかも、見えていないことにも気付かないのが、「中心」の致命的な点なのだ。それでも、「中心」である都市視点での復興計画が進められているから進むわけがない、と。…まだ途中なので本書の結論までは至っていませんが、ほぼ、そんな内容なのかと。
そういえば、今日立ち読みした週刊誌では、震災直後に被災自治体が『街作り計画』を依頼した大手コンサルタントが、逆に足を引っ張っているという記事が。コンサルは、さすがに収奪目的では無いと思うけれど、見るべきことを見ないで計画を立案したようですね。その為に、復興計画が住民に受け入れられず、頓挫している自治体が複数あるという。ちょっとだけ、復興住宅に関わっているので、「うんうん、うん〜」と頷いてしまいました。(詳しくは書けません)
 …どうして、東京の有名なコンサルタントや大学の先生に依頼したんでしょうかね。それとも、無償でやってくれると申し出があったんでしょうか・・・? せめて、同じ気候風土に暮らしている東北の大学の先生では、だめだったんでしょう。

東北のこの3年間は、政治家のアピールの場になり、足の引っ張り合いの場になり、壮大な実験場にもなり、建築家や経済評論家の研究対象になりました。で? そして何人が残って、何が残ったのでしょう? 今はまだ表面化しなくても、さらに10年経った時に、この3年の成果は見えて来るのでしょうか。・・・・そんなことをボンヤリ考えています。

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