2013年3月29日 (金)

最後の「百万遍」in我が家

「明日は我家が『百萬遍』の宿になるから、準備で大変~!」と、Twitterで書いたら、
「『百萬遍』って何??」「あ~~、懐かしい!ウチも昔やってた!!」「もしかして、『念仏講』のこと?」などなど、思ったより反応が返ってきました。その中に「wikiに載ってたヨ」というのがあったので、ご参考までに--> 「百万遍念仏」
 さて、その「百萬遍」が我家で行われたのは3月23日。本当は3月26日にやるらしい(旧暦か、新暦か?根拠は不明)のだけど、その直前の土曜日にやるのが近年の習わしになってるとか。 ※宿といっても宿泊させるのではなく、会場と食事を提供する家
 実は私がこの行事に参加するのは2回目。最初は嫁に来たばかりで、右も左も、手伝ってるのが近所の人か親戚なのかもわからない状態。ただただ、大量の食器とご馳走に圧倒されたものでした。あれから10年以上が経過して、この行事の参加者である近所の人たちも高齢化が進み、「入院した」「正座が出来ない」「・・・・」などの理由で参加者も減り、そもそも宿を運営できる家が無くなって来て、この行事の存続が危ぶまれている中、本来はウチの番ではないのだけど、「今年はウチが」と手を上げたらしのです。

 さて、この日のイベントの流れを一通り。
 ○10時30分頃 参加者到着、会費500円とお米を受取る→控え室に待機。お茶淹れ
 ○11時 参加者が揃ったところで、メイン会場の居間に移動。念仏100回開始
 ○11時30分頃 念仏終了。食事の準備
 ○14時頃 解散

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こういう日の為に仕舞われている、大量の漆器たち。
昔の漆器は塗りが薄く、木地も軽いような印象

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どこから出てきたのか!?沢山の小皿、中皿・・・・

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大鍋でホウレンソウを湯がいて切る!

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「新里豆腐」に注文していた「寄せ豆腐」。作りたては美味しい~♪
取りに伺った時に、朝絞り豆乳(100円)をご馳走になりました。オススメです!

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16人分のご馳走の盛り付け終了~~~!!

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今朝、お義母さんが炊いたおふかし。「去年の米は日照りの米だから、『しと』を大目に打たなきゃいけなかった~~」と、義母。
『しと』とは、酒・砂糖・水を混ぜたもので、2度目の蒸かしの前に打って、調整するそうな。

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会費の500円とお米を受取ります。お米は重箱1個分。

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お米が入ってた重箱には、お団子(プレーン)30個を付けてお返しします。
お団子は、前日、近所のお母さんと親戚のおばさん達で作った手作り。

250325_nenbutuさ、念仏が始まりました~! 巨大な数珠を回しながら、鐘の音に合わせて「南無阿弥陀仏」を合唱。
数珠の房が回って来た人は、房を額に当てる様にして拝みます。

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お念仏、終了~~~。漆塗りの箱に丁寧に仕舞います。

250323_hidehira会場に長テーブルを出して、食事の準備開始。
まずは、日本酒、ビール、ソフトドリンクと、自家製甘酒をアツアツにして提供します。

その間に、汁物用の秀衡塗りのお椀を準備。このお椀もザルの中に無造作に仕舞われていたもの。

250323_ryouri今日のお膳のオールスターズ!
手前左・おふかし、手前右・寄席豆腐のあんかけ
中左・…なんだっけ?? 中右・大根の酢の物
奥左・お煮しめ 奥右・ホウレンソウ、煮豆、白和えの三点盛り
その他、浅漬け・たくあん・キュウリの古漬け

「そういうわけで、この地区の百万遍は、今回が最後になるナ」「ウチも息子夫婦が県外だからネ~」「仕出しじゃダメか?」「あんたが良くても、奥さんが苦労するのよ!男にはわからンの!」…そんな話が交錯する中、一人が立ち上がりました。
「俺のおっかぁがなくなる前に、『先祖供養をしっかりしなくちゃわがネ』と言い聞かされてたんダ。だから俺は来年の宿をやる!」
 その気持ちは良く判る。みんなも先祖供養をしたい気持ちは同じなのだけど、本来はその伝統を引き継ぐべき子供たちは遠野におらず、居ても「そんな苦労はかけさせられない」と思っている。こうやって、ひとつの世代の衰退(?)と共に、ひとつの伝統が喪われ、同時に絆も薄れていくのだろう。そうは判っていても、私はその様子を見ているしかないのです。

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2011年9月29日 (木)

【イベント情報】秋の実りを盛岡・大沢川原で楽しんでみませんか?

今回お知らせするのは、私の友人のヒソカナ企みとも言えるイベントのご紹介です!
(以下は、告知のしおりからの転記です)

てとて 第3回ママゴト会「秋の実りまつり」
~室内で楽しむ寄せ植えづくり
 出張!新鮮野菜のプチ・マルシェ ほかいろいろ~

ひにち:2011年10月8日(土)、9日(日)
じかん:8日 10時~17時、9日 10時~16時
かいひ:(1)多肉植物ワークショップ、(2)こけ玉ワークショップ
     各2000円(ともに珈琲、お菓子付き)
ばしょ:てとて(盛岡市大沢川原2丁目6-12)

” 実りの季節です。「てとて」のママゴト会も思いっきりにぎやかに、
季節を楽しむあれこれを集めました。
 室内で楽しめる寄せ植えの作り方を教えてくれるのは、
弘前市の【soyosoyo】相馬ゆかりさん。
 雫石町から届くのは、農薬や化学肥料を使わずに作られた「山口農園」さんの、
新鮮でおいしい農産物です。
 遠野市のチャリティバザーからは、とっておきのアート作品も届けられる予定です。

 そして今回も、小さな手仕事市をひらきます。
フェルトの小物のほか器や古道具など、当日のお楽しみ。
美味しいお菓子と珈琲も楽しめますよ。
10月8日と9日、「てとて」でお待ちしています。
※お野菜のためのマイバッグ持参をお願いします!

■HPはこちら=>「いわてぐらし。」

このイベントに、私は「遠野ミニミニ・チャリティアートバザー」として参加します!
7月のチャリティーバザーでご協力いただいた作家さんの作品+etcの予定です。是非遊びに来てください~(^-^)//

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2011年1月 2日 (日)

平成22年の年末〜平成23年の元旦の風景

 年末の恒例行事は、お供え餅と松飾りとしめ縄を作る事です。餅搗きは12月30日、松飾りは31日と決まっているのです。

221231shimenawa1 今年は餅搗きの写真を撮り忘れたので、しめ縄から。
 玄関やトイレなど、人の出入りがある場所にはしめ縄を飾ります。縄は前日までに伯父さんが編んでくれたもの。そこに、松葉・田作り(小魚)・餅・昆布・お幣束(?)を差し込んで行きます。※この帯状のもオヘイソクと呼んで良いのでしょうか?

221231sjimenawa2 12年前に初めて作った時は、20本を超える数を作っていたので1時間以上掛かる作業でしたが、今は7本だけなので30分足らずで終わります。

221231shimekazari 出来上がりです。スピードアップのもうひとつの理由は、伯父さんの縄を編む力が弱っているからかも。以前なら餅を挟む為の隙間を作るのは骨がおれましたが、昨年くらいから楽々になってしまったことに時の流れを感じて、少し寂しくなりました。

221231matu こちらは松飾り。神棚の中央にお供えします。このオヘイソク(?)も私が切りました。

221231osonae こちらはお餅のお供えたちです。主役級のお餅は別に用意していて、これは脇役級。この他にも、蔵や車庫、事務所、ショールーム、寝室などなどに置くための脇役級のお供餅をいくつも作ります。

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あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

 そしてこちらが、平成23年元旦の床の間です。お正月の7日間は奇数日にお餅を、偶数日にご飯を毎日お供えします。中央奥にあるのが松飾り、手前の白いのが主役級のお供え餅、そして脇役級のお供えが並んでますね。お正月の1週間は、我が家最強のパワースポットと言えます(^^)v
 荒巻鮭も欠かせませんが、今年の鮭の不良の影響かちょっと高かったような気がします。そういえばH22年は猛暑で、お米やリンゴなどの農作物にも影響が出ましたね。今年は穏やかな一年でありますように、願わずにはいられません(=||=)

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2010年11月 9日 (火)

平成22年のお稲荷の日

 結婚した直後から参加してるので私にとっては12回目の、平成22年の「お稲荷さんの日」は、11月5日でした。
 「11月5日でした」というのは、毎年違うから。『日取りは何が基準なんですか?』と聞いたのは昨年だったかもしれない。旧暦9月29日、「末九日」がそれにあたるのだとか。だから西暦では10月の末だったり11月の中旬だったりするけれど、季節とシンクロしているはずの旧暦が基準なので、一応、定点観測しているつもりです。訪れは早かったけど、いつもより温かい秋のよう気がしてたけど、過去のBlogを見てみると、紅葉の具合は大体同じだということに気が付きました。

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写真は、お餅回しの一番目「福泉寺」。
紅葉に絞りをあわせると、青空が飛ぶのは携帯のカメラの限界ですね〜

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2010年10月14日 (木)

もらいもの天国・松茸編

 「今年は松茸が採れないらしい」というのは、9月末のNHKのニュースだったでしょうか? それが10月に入って一転、「ゴールドラッシュ・松茸版」とも言うべき事態が起きてるようですが、これって遠野だけじゃないですよね?
 知人との挨拶の後には、「松茸もらった?」からはじまって、
「ナニして食った?」「松茸ご飯より焼いた方がウメな〜」
「いや、やっぱお吸い物だ!」…て、スゴい会話ですよね!
で、我が家はどうかというと、はい、複数本いただいてます♪ 例年なら2本くらいいただいて、1本は即日ご飯に、もう1本は冷凍に…というのが定番でしたが、今年は違います!
 「美味しいうちにいただこう」をテーマに、1本は塩だけふってホイル焼きに。もう1本の半分はお吸い物に、残り半分は王道・松茸ご飯に。あと2本くらいはお世話になっているお宅へ。
「ご飯に半分?足りなく無い!?」と思ったアナタ! 違うんです!1本だと多いんですよ。だって、松茸が大きすぎるんですから〜 つまり、今年いただいた松茸の殆どは、「成り過ぎて産直にも出せない」松茸だったみたい。ただ見た目が松茸に見えないだけで、香りには全然問題無いのですから、こちらはNo Problem!

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 でも一つ気がかりな話を聞きました。噂を聞いた素人さんによって山が荒らされることと、値段が暴落することが心配だというコト。松茸が貴重なのは、その香りだけでなく、色んな条件が重なり合った山にしか採れない奇跡の茸だからなのでは? 今年はたまたま豊作だけど、来年はどうかわからない松茸。山が起こしてくれた奇跡に感謝していただきたいものですね。
※我が家のは、遠野の茸名人からいただきました(^^;;

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2010年6月11日 (金)

わらび三昧〜

 今年程、山菜をもらった年ってない。タラポやコゴミやコシアブラ、シドケはいつもよりちょっと多い? くらいでした。ところが、5月下旬からは姫竹、フキ、ワラビが次々といただいてしまいました!

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 特にワラビ! 何度もいただいたので、遂に調理方法が思い浮かばす、Twitterに「HELP! ワラビのレシピ」と出してしまった程。『嬉しい悲鳴』とはまさにこのことか?
←水煮されたワラビ。これとほぼ同量の塩漬けが隣に…

 それでも、フキもワラビも処理済みでいただいたので、即食卓に出せたし煮物もすぐに作れたので楽チンでした。そして遂に来ました!『採ったばり(採ったばっかり)のワラビ』!! しかも届いたのは夜7時過ぎのこと。山菜は「採ったその日に処理」が鉄則! 晩ご飯も中断して、お義母さんとワラビとの戦いに臨むことに。

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 まず、同じくらいの長さのを選んで束にします。この時、切り口を揃えるのがポイント。次にアク抜きですが、今回は重曹を使いました。切口から1cm程度上を切り落として、その切口に重曹をマブします。タライにワラビの束を並べ、上から熱湯を回し掛けます。浸るくらいまで掛け、そのまま1時間放置。みるみるお湯が茶色に、ワラビは緑になるから驚きです。1時間たったら、1本食べてみてアクの抜け具合と固さを確認。あまり柔らかくなる前に、水を張ったタライにワラビを移します。灰汁抜きが足りない? と思ったら、もう1日水に浸けておけばOK。
 翌日は、からし醤油でいただくのが最高! 煮物にするなら、フキ&姫竹と一緒に、つきこんと、身欠きニシンか生利節で煮るのが私は大好き! なんのことはない、これって「母の味」なんです。東京で仕事していた頃、毎年この煮物を送ってくれたことを思い出しながら、今年は作ってみました。

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2009年11月23日 (月)

11月16日は、「末9日」??

1116mochi 今年の「末九日」、旧暦の9月29日は11月16日でしたね。我が家では恒例の、「ウチのお稲荷さんの日」が執り行なわれました。日曜日にあたったのは、私が嫁に来てからは初めてかもしれないですね。そのため、いつもなら事務所のみんなにふるまう為に芋の子汁を作ったりもするのですが、今回はCUT。その分、なぜかお餅を配る件数が、え、…3倍に増えてませんか!? 搗いた餅は4升。餅米を2升ずつ竃で炊いて、3升用の餅つき機で2回に分けて搗きました。
 ところで16日といえば、大荒れの天気でした。遠野八幡宮の宮司さんとの約束は11時。だけど10時30分頃は、シャワーの様な雨と突風。「今年のお参りはどうなるの?」と心配していましたが、なんと15分前には雨が上がって、日も射して来ました! 「10時からの地鎮祭は、大雨の上に風も酷くて大変だったから、こっちも覚悟して来たんですよ!良かったですね」と宮司様。それもこれもお陰様です。雨上がりの日差しがキラキラ光る中、穏やかにお参りを済ますことが出来ました。
1116hukusenji  旧暦に合わせているから、10月になることも11月の頭に来ることもある「末九日」ですが、今年くらい晩秋になたのは初めてかも? それを実感したのは福泉寺さんに御餅を届けたときでした。例年なら紅葉がまだ残っているのに、今年はすっかり葉を落としてました。
 いよいよ遠野にも冬がやってきたようですね。

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2009年10月17日 (土)

のどかな秋の一日

 今日は旧暦の8月29日。暦の上でも秋になったようです。朝晩は、ついついストーブに火を入れてしまいますが、昼間は風も無く日向にいればポカポカでsun、本当に秋っていいな~~
 台風から1週間。田んぼもイイカンジに乾いて、稲刈りが最盛期に入っているようです。
 「お昼を食べたら、久しぶりに雁月を作るからね!」お義母さんが張り切っています。そういえば、本当に久しぶりのような気がする…。気忙しい私たちに合わせてお義母さんも、コビルを作る余裕が無かったのかな?と思う。
Kiku  3時の休憩に合わせて、ウチの田んぼがお世話になっているキクチさんに、コビルを届けました。蒸かしたての雁月を一口大に切ったものと、野菜ジュースを紙袋に入れてお家に伺うと、おばさんがおもてで小豆の殻剥きをしてました。
 「いつもどーもどーも」と言いながら、私が持参したものを出して、紙袋いっぱいに菊の花を詰めてくれます。
「誰がむしるの?」とおじさん。「義母か…、私もやります!」「本当?」 帰りの車の中は菊のいい香りが満ちて、思わず深呼吸してしまいます。
 それにしても、こんなに沢山の菊をどうしよう?秋を感じるには菊の天ぷらは最高だけど、そんなに沢山食べられないし…  湯がいて冷凍しておくしかないかな。そうしれば、お正月でも菊が楽しめるからね。

Tetudo  来週、東京出張があるので、遠野駅にTYOを申し込みに行ったところ、遠野ケーブルTVが来てました。
「なんだ?」と思っていたら、高校生の一日駅長さん2人がカゴに入った物を乗降客に配ってます。
「あ、お客さんもどうぞ!」と、私までいただいてしまいました♪ 「明けがらす」の袋、カワイイ~ ラッキーgood

Kuri  夕方、事務所で仕事をしていたら、「竃のおき火で栗を煮たから~」と、雁月とアツアツの栗を持ってきてくれました。この栗は、我家の2番栗。なぜか1本だけ、他より遅く実を落とす栗があって、これがまたいつも美味しい!
「あれ? いつもより美味しい!!」「あ、本当! なんだかお菓子を食べてるみたい~」と、Tちゃんと10個づつくらい食べてしまった。あ~、晩ご飯いらないかも~

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2008年10月28日 (火)

10月27日は末九日=お稲荷様のお祀り=餅の日?

 昨日の10月27日は旧暦9月の29日。この日は毎年、工場の敷地内にあるお稲荷様の御祀りをします。遠野八幡宮の宮司さんにお願いして祝詞を上げていただいて、お餅をついて振る舞って皆で御祝いするのです。今年は宮司さんが研修旅行にお出掛けとあって、Jr.が初登場! 例年よりも双方に緊張感が漂う、そして丁寧なお祀りでした。ありがとうございました。お疲れさまでした〜!<遠野八幡さまblog>
081027fuku
081027fuku2 お稲荷様の日といえば「お餅の日」。毎年の私の仕事は「お餅回し」。中でも福泉寺さんに届けるのが毎年の楽しみになっています。稲刈りが殆ど終わった田んぼの中の道を、周りの紅葉を確かめながら向かいます。福泉寺の紅葉は、この時期の遠野観光の目玉のひとつ。
「そういえば、この日に雨に降られたコトって無いかも?」と思いつつ和尚様にお餅を届けて、今年も暮れて来た事を確認し合うのも毎度の事になりました。

 今年のお餅は3.8升。年々回す所が増えているような…??? お餅に付き物なのが赤かぶの酢物と、秋刀魚の酢漬け。そして芋の子汁。今年の芋の子汁には、天然なめこが入ってました〜 う〜ん、秋って最高!!! v(^^)v
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2008年1月 7日 (月)

松飾りを外す日

200107 今日1月7日は、仕事始め&松飾りを外す日です。いつも朝が遅いお義父さんも、この日は早起きして家中の松飾りとお供え餅を外して歩きます。それをお稲荷様を祀っている床の間に大集合させて、餡こ餅を供えます。そして、仏壇を開いてお先祖様に新年のご挨拶をするのです。
 この床の間には、元旦はお雑煮を、2日はご飯、3日はまたお雑煮、という風に交互にお供えしてきて、最終日の7日は餡こ餅になるのです。大集合させた松飾り等は、1月15日に遠野八幡宮で行われる「どんと焼き」に出すのですが、お飾りに使われているプラスチックやビニールは丁寧に外さないといけません。こうして7日がかりの新年の行事が終わると、いよいよ新年が始まったな〜!という気持ちになります。
 午後、盛岡の森林ボランティアの方が「炭窯を作りたい」ということで訪ねて来ました。日本の山はどこも手入れが行き届かず荒廃が進んでいます。岩手ももちろん例外ではありません。その荒廃をくいとめようと、ボランティアで下枝切りや間伐を行っているとのこと。その間伐材を炭にして産直とかに卸したり、そのまま薪として配ったりもしているそう。
「殆どが杉だから、薪ストーブには向かないとか言われるけど、灰汁取りを手間だと思わなければ大丈夫。杉の炭もバーベキューには向いているんですよ」
 山を守る為にはじめた活動だけれど、はじめてみればナタやノコを使えない大人が多い事にビックリ。
「まず大人に道具の使い方を教えて、子供には火の点け方も教えなきゃならない。なんのボランティアなのかわからなくなった」と笑っていました。そう、山の荒廃は、そのまま日本人の自然環境との共存力が弱まっていることを表しているのかもしれません。
 炭窯作りは、様々な補助金とそれに伴う書類の関係で、実際作るのは来年になるかもしれないとのお話でしたが、着工の際は、是非見学に行きたいと思いました。

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